赤ちゃん写真

お宮参りはいつやるの?基礎知識と写真撮影について解説します!!

赤ちゃんが生まれてから、初めての大きなイベントとなるのが『お宮参り』です。
出産後はおうちで赤ちゃんのお世話にかかりきりだったパパさんママさんにとって、お子様の初めての行事でもあるお宮参りの思い出は、しっかりと写真で残しておきたいですよね。
今回は、『お宮参り』に関する基礎知識と写真撮影についてのコラムです。ぜひご参考にしてみてくださいね。

まずはおさらい!お宮参りとはどういうもの?

生まれた赤ちゃんを氏神様に参拝させて、無事に生まれたご報告と健やかな成長を祈願する『お宮参り』。『初宮参り』や『初参り』、『初宮詣で』と呼び方はいろいろあるようです。
時期的には、赤ちゃんが生まれてから約1ヶ月後くらいが一般的。昔は、男の子は生後31日、女の子は生後33日でお宮参りをする、とされていたそうですが、現在ではそれほど厳密ではありません。また、南北それぞれの地域によっても、気候に合わせた違いがあります。何しろ生後間もない赤ちゃんを連れての初めての外出、ということもありますので、まず何よりも母子の体調を優先しながら、暑すぎる真夏や寒すぎる真冬を避けてお出かけしやすい時期にずらしても大丈夫です。基本的には、生まれた土地の守り神である氏神様へのご挨拶として地元の神社へお参りをするものだったようですが、最近では自分の好きな神社に行くという人も増えています。両家の親族が集まる場合は、それぞれのアクセスのしやすさなどを考慮して決定しても良いですね。

写真引用:photo.mihoiimura.jp

お宮参りは、通常の参拝のようにお賽銭を入れてお祈りする方法と、お祓いを受けて祝詞(のりと)をあげてもらう方法があり、後者の場合は事前に神社に参拝予約を入れておいた方が良いでしょう。『初穂料』という謝礼の準備も忘れずに。初穂料については、平均的な相場で5,000〜10,000円くらいのようです。
神社という神聖な場所へ赴くにあたっては、やはり服装はフォーマルスタイルが望ましいところ。パパさんはスーツ、ママさんは和装にされる方もいらっしゃいますが、授乳のことや着物を着ることの負担を考慮して洋装のフォーマルスーツを着用される方も多いようです。主役である赤ちゃんは、『産着』という着物を抱っこしてくれる人に引っ掛けて着用する『掛け着』でのスタイルか、男女兼用の洋装のフォーマルスタイルであるベビードレスを着ます。お宮参りは日本の伝統的な儀式ですから『和装』での魅力は大きいですが、生まれたばかりの赤ちゃんにとってはただでさえ刺激的な外出なので、それに加えて着物を着用することによって、少なくはない負担がかかります。せっかくのお参りで赤ちゃんが泣き続けて疲れてしまった……なんてことにならない為に、掛け着は御祈祷や記念撮影の時のみにする、等の赤ちゃんに負担のない選択が良いでしょう。

初めてのビッグイベントは準備が大変!
早めに備えておきましょう

赤ちゃんが生まれたパパさんママさんにとっても、赤ちゃん本人にとっても、フォーマルな装いでの初めてのお出掛けとなることが多い『お宮参り』。神社の予約や服装についての準備、両家の日程調整、お参りの後に食事会をするのであれば小さな赤ちゃん連れでお食事のできるお店の手配、等々……細々したことも含めて、何かと準備が大変です。何よりも、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話に追われながらお宮参りの手配まであれこれこなすのは、産前に考えているよりもずーーっとハード!!お宮参りについては、赤ちゃんが生まれる前にある程度の準備を済ませておくのがおすすめです。

そしてもうひとつ、せっかくの記念だからこそ残しておきたい『写真』について!
神社に併設されている写真館で撮影したり、最近ではプロのカメラマンに出張撮影を依頼して写真を撮ってもらう、という方も増えてきました。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんにとって初めてに近い外出は負担の大きいもの。ぐっすり眠っていたり、疲れてくると泣き出してしまうことがほとんどです。また、出張撮影が増えてきたと同時に、撮影NGという神社も増えています。これは『神社』という場所の神聖性や、他の利用者の方も多くいる状況を踏まえて、たくさんの方に気持ち良く過ごしてもらう為の措置。もし出張撮影を依頼したい場合は、お参りをしたい神社が撮影OKかどうかの確認やカメラマン同行についての許可取りも、基本的には依頼者であるパパさんママさんが行います。これまた、準備のタスクとしてはちょっと大変です。
改めてお伝えするように、お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を祈願するものであり、産後間もない赤ちゃんやママさんに無理は禁物。お宮参りの記念撮影は、また別の日程を組む方が安心してお参りに臨めます。お参りは生後30日前後で済ませて、撮影は100日のお食い初め記念の時期にずらすのもおすすめですよ。生後100日くらいになると、赤ちゃんも少し脂肪がついてふっくらした体格になってくるので、表情もまた変化が見られる時期かも知れません。

お宮参りの撮影なら、貸し切り型ハウススタジオが
おすすめ!

繊細な赤ちゃんがゆっくり落ち着いて写真を撮影できるのは、なんと言っても貸し切り型のハウススタジオでしょう。その家族だけのプライベートな空間はパパさんママさんもリラックスできますし、赤ちゃんはそういうパパさんママさんの空気感を敏感に察知するので、家族だけのくつろげる空間、という環境は実はとっても大事です。
自然光をベースに撮影をしてくれるスタジオであれば、赤ちゃんにとってはより日常的な感覚に近い状態で撮影を行うことができます。フォーマルな写真以外にも、カジュアルな衣装や赤ちゃんらしいオムツ写真などのバリエーションで70枚前後のデータを当日渡してくれるスタジオもあります。せっかくなら、お宮参りの記念としてこの時期の赤ちゃんのいろんな表情や仕草を残しておきたいですね。

おすすめの写真スタジオのご紹介

Life Studio / ライフスタジオ
studio coffret / スタジオコフレ
Studio Post / スタジオポスト
Little tree Photo Studio/リトルツリーフォトスタジオ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
重ねてにはなりますが、くれぐれも赤ちゃんもママさんも無理は禁物!

出産前にお参りのスケジュールの大枠を決めておく
体調、気候によっては時期をずらす
写真撮影は別日に検討して予約しておく

この3つは、赤ちゃんとママさんが無理しない為の大切なポイントです。
ぜひ、楽しいお参りと撮影をして、赤ちゃんが大きくなった時には写真を見せてあげてくださいね。きっと、本人にとっても、ご家族にとっても、大切な思い出になるでしょう。