赤ちゃん写真

赤ちゃんの初めての写真スタジオデビューはいつ?おすすめ時期と撮影時の注意点

初めての写真スタジオデビュー

新しい命の誕生は何よりめでたい家族の喜びです。

日本には古くから赤ちゃんの誕生と成長を祝う行事が多くあり、その一つ一つが今に至るまで大切に継がれています。迎えるお祝いの日に、記念の一枚を写真スタジオで残してみたい、と思う方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、赤ちゃんが生まれてから初めて写真スタジオデビューを検討中の皆様へ、おすすめの撮影時期から、写真スタジオ選び、撮影当日の流れにおいて注意点などをご紹介したいと思います。


写真引用:freepink.com

赤ちゃんが生まれてから~1歳までのイベントスケジュール

生後7日目(お七夜)

赤ちゃんが生まれた翌日を1日目として、7日目にあたる日のこと。
一昔前は生まれてからすぐに命を落としてしまうこともあったため、7日目を迎える節目の日に誕生以来の無事を喜びお祝いするようになったといわれています。

「ニューボーンフォト」 撮影時のPOINT!
最近、日本でも生後15日前後までの申請時期の姿を写真に残す「ニューボーンフォト」を残す方が少しずつ増えてきています。
しかし、この時期の赤ちゃんにとって外出はかなり負担が大きいもの。もしニューボーン撮影を検討中なら、自宅撮影がおすすめです。まだ生活リズムが整う前でもあるので、くれぐれも赤ちゃんのペースに合わせながら、ゆっくりと撮影をすすめていきましょう。


写真引用:Instagram(@psamoretto

生後1ヶ月(お宮参り)

赤ちゃんの健やかな成長を願って、産土神(生まれた土地の神様)にお参りをすること。
神社で両家の祖父母を招いて初宮参りをした後、お祝の掛け着(祝着)姿で撮影される場合も多いです。

「お宮参り」 撮影時のPOINT!
野外撮影の場合はご家族の皆様で記念撮影をされるのも良いですが、スタジオでの撮影をご検討中でしたら、お宮参り当日よりは日を改めて撮影に向かうことをおすすめします。
まだ小さなお子様に取ってお出かけ自体が大きな負担にもなりますので、1日に1つのイベントに抑えることで、コンディションを保ちながらリラックスした撮影を体験することができます。


写真引用:スタジオコフレ(coffret-p.jp

生後100日目(お食い初め、百日祝い)

一生食に困らないように、赤ちゃんの健やかな成長と健康を願うために、祝膳を与える日本古来の伝統行事。
もちろんこの時期の赤ちゃんが固形の食材を食べられるわけではないので、食べる真似をするだけで、その様子を写真に収めたりする場合が多いです。

「生後100日」 撮影時のPOINT!
とびっきりの一枚を撮りたいなら、ユニークな衣装や背景を用意しているチェーン型スタジオを選ぶのも一つですが、普段気慣れない衣装を着せること自体が子供のコンディションを落とす原因になってしまう場合もあるので要注意を。
この時期ならではの成長と自然な表情を残したいなら、ハウススタジオ型自然光スタジオもおすすめです。広々した空間の中で、プライベートな撮影ができる予約制のところだとゆったりした撮影ができます。


写真引用:スタジオアリス(www.studio-alice.co.jp

生後6ヶ月(ハーフバースデー)

赤ちゃんが生まれて初めての誕生日まで半分(ハーフ)にあたる、生後6ヶ月を迎えたことをお祝いすること。
もともとは海外の習慣ですが、最近は日本でもハーフバースデーを祝うのが定着しつつあります。特に決まった行事はなく、お誕生日のように家族でパーティをしたり、この月齢で食べられる食材で作った離乳食ケーキを作ったりします。

「ハーフバースデー」 撮影時のPOINT!
生後6ヶ月前後の赤ちゃんは表情と動きが豊かになる次期。個人差はもちろんありますが、お子さんに寝返りが上手になったり、お座りができるようになったりなど以前より体の動きが活発になります。一方で早いお子様は人見知りが始まるケースも。これもまた自我が芽生えるという成長の証ですが、ハーフバースデーを記念に撮影をするときは、なるべくリラックスできる空間を選び、天候や季節に左右されず赤ちゃんが動きやすい室内のスタジオがおすすめです。また、ママパパとのふれあいは赤ちゃんを安心させ、いつもの笑顔が見られるシャッターチャンスが増えていきます。離乳食を始める時期でもあるので、最後の授乳シーンを残るにもおすすめな時期です。


写真引用:ライフスタジオ(www.lifestudio.jp

初誕生日


写真引用:ライフスタジオ(www.lifestudio.jp

赤ちゃんが生まれて初めて迎えたお誕生日!ママパパにとっても1年前のこの日は一生忘れられない一日だったと思います。ここまで体も心もすくすくと成長したことを家族のみんなでお祝いし、記念の写真をぜひ残しておきましょう。

最近では誕生日専用のフォトブースを用意しているスタジオが増えてきています。さらに、初めての誕生日を迎えたベビーちゃんには色とりどりのケーキを豪快食べつくす「スマッシュケーキ」撮影ができるところも!お家では部屋は洋服の汚れが気になってなかなか勇気が出なかったなら、ぜひスタジオでの体験を検討してみましょう。

小さな子どもでも安心して食べられる着色料フリーのオーガニック素材にこだわったケーキを用意してくれるなど、スタジオによってプレスアルファのサービスを行っているところもあるそうです。ただし、持ち込み衣装の対応や、数ヶ月先の予約が必要など、条件がある場合もありますので事前にHPにて内容確認しておきましょう。



写真引用:ライフスタジオ(www.lifestudio.jp

女の子、男の子の行事

【女の子】生後初の3月3日:初節句

生まれて初めてのお節句を迎えた日をお祝いすること。
お家ではひな人形を飾ったり、ちらし寿司など祝宴を用意したりしてお祝いをします。

「女の子の初節句祝い」 撮影時のPOINT !
最近はベビー用の袴も色や柄が豊富になり、脱ぎ着やすいデザインのものが増えてきました。また、普段使いとしても、写真映えにもおしゃれなナチュラル系ハンドメイドベビー袴もたくさん見かけますので、この時期に記念撮影をされる時は一度検討してみるのも良いでしょう。衣装をレンタルしたり、持参したりして今しか残せない成長の証を残してみましょう。


写真引用:楽天市場(rakuten.co.jp


写真引用:Instagram(@mama__no__takaramono

【男の子】生後初の5月5日:初節句

生まれて初めての迎えた端午の節句をお祝いすること。
お家ではこいのぼりや五月人形を飾ったり、祝い膳には柏餅などを用意したりしてお祝いします。

「男の子の初節句祝い」 撮影時のPOINT !
最近はマンションでお住まいの方も多いので、昔のように派手なこいのぼりを飾ることが厳しくなっていると思います。そのため、シール型のこいのぼりや、ラクラメで作ったこいのぼりなど、「こんなのもあるんだ!」と思うアイテムがたくさん登場しています。こうして持ち運びができるワンポイントアイテムをぜひ写真スタジオに持参したりなどでオリジナリティ溢れる記念撮影してみるのも良いですね。


写真引用:Instagram(@h___days

写真引用:楽天市場(rakuten.co.jp

初めての写真スタジオ撮影において注意点

①生活リズムを崩さないように

初めての写真スタジオ撮影。お出かけに、慣れない場所、知らない人に囲まれる環境は赤ちゃんにとって刺激が多く、いつもの生活リズムを崩しやすい原因にもなります。撮影を予約する時は移動の時間も考えて、予約カレンダーから子供の機嫌がいい選び、お昼寝の時間はさけるようにしましょう。

②人ごみは避ける

小さなお子様も安心して気持ちよく撮影を楽しむためには、ショッピングモール内や大型チェーンの写真スタジオより、完全予約制でプライベートな空間が確保できるハウススタジオがおすすめです。土日・七五三さんのシーズンは予約制と言っても混雑する場合があるので、初めてのスタジオデビューなら平日の午前中がおすすめです。

③予約の変更、キャンセル料金をチェック

見落としがちですが、実はここが最も重要なポイントです。1歳前後の赤ちゃんにとって、熱や体調不良は予測できないもの。せっかくパパママの休みを揃えて予約を入れても、変更になる可能性はいくらでもあります。その時、予約の変更やキャンセル対応が柔軟にできるかどうかもスタジオ選びも重要なポイントになります。予約の段階から予め2~3日の候補日を出しておくと良いでしょう。

④ゆったりしたスケジュールを組む

生後~1歳を迎えるまで、お祝の行事は意外と多いこと!お仕事で忙しいとついつい「同じ日にまとめて」と思いがちですが、イベント当日にお祝い+食事+写真撮影まで重なると赤ちゃんの小さな体にはかなりの負担になります。せっかくの残す写真にご機嫌の笑顔を残したいなら、イベント当日ではなく前後の日にちでゆったりしたスケジュールを組みましょう。

撮影当日のトラブル

①寝てしまったら?

楽しみにしていた撮影当日。しかし、長時間の車移動、気持ちよく揺られて赤ちゃんが寝てしまったら!?という場合も良くあると思います。この時、無理に起こしてしまうと返って機嫌が悪くなり、撮影が進まない場合もあります。まずは少し様子を見ながらしばらく寝かし、その間、成長した手足のパーツショットを撮影したり、寝る時間が長いこの月齢ならではの思い出としてすやすやの寝顔を残したりすることもできます。このような柔軟な対応ができるプライベートな撮影ができるかどうか、事前にスタジオに問い合わせておくと安心です。

②機嫌が悪い(ねむい、お腹すいた)

撮影が始まったものの、途中眠くなったりお腹が空いたりで本調子ではなくなる場合もありますよね。同じく無理に撮影を進めるのは禁物です。くれぐれも赤ちゃんのコンディションを最優先に、写真を残すのは二の次にする心の余裕を持ちましょう。お腹が空いたなら短めの授乳を挟んだり、衣装を汚さない程度の飲食で空腹を満たしたりなどで、ワンテンポ休むように心がけましょう。

③体調が悪い

ちょっと機嫌が悪いのではなく、明らかに高熱を出したり、げろを吐いたりなど体調が優れない場合は撮影を続けることは危険です。特に、この頃は赤ちゃんだけではなく、家族で熱がある人がいるとスタジオの立ち入り自体ができないなど、写真業界もガイドラインに沿って撮影を進めているのでくれぐれも体調が悪い時は一旦キャンセルをし、様子を見た上で改めてスケジュールを組みなおすようにしましょう。

④人見知り、場所見知りが激しい

「男の人は全くダメで・・・」、「つい最近場所見知りが始まって・・・」などなど、人見知り、場所見知りは赤ちゃんの時期ならではの成長の証です。もちろん、心配する親御さんの気持ちは分かりますが、安心できる環境なら赤ちゃんは落ち着いてくるはず。まずはママパパの近くで一人遊びができるように十分環境に慣れた上で撮影を進めると良いでしょう。そのため、時間に余裕をもって対応してくれるスタジオ選び、そして赤ちゃんの扱いに慣れているスタッフがいるかどうか、女性のスタッフに対応してもらえるかなどを予約の段階で確認しておくといいです。

まとめ


写真引用:ライフスタジオ(www.lifestudio.jp

ここまで、赤ちゃんの初めてのスタジオデビューにおすすめな時期と、撮影時の注意点についてご紹介しました。

初めてのスタジオ撮影において何より大事なのは、赤ちゃんもママパパもリラックスできる心地よい環境なのかどうかです。お家にいるようなアットホームな雰囲気なら、いつもの笑顔を見せてくれるはず。逆にママパパが緊張しすぎてはその空気が赤ちゃんまで伝わり落ち着かないこともあります。

スタジオ選びの時はこのようなことを参考に、綿密に検討した方がもちろんいいですが、撮影当日は写真の出来はプロにお任せし、赤ちゃんと一緒にリラックスした状態で撮影を楽しんで下さい。

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